妊娠でサラリーマンを辞めて仕事を失って産後鬱になるほど落ち込んだのに、浮上できた私の場合。
先日、ブログを見てくださった媒体の方からのインタビューを受けたのだけど、改めて今の自分の境遇を不思議に、想像だにしなかった今なのだなと実感した。
主に仕事に関してだけど、子供を産んで仕事を辞めて、これといったキャリアも手に職もなかった私は一度、
”ああ私の人生終わった、一人で充実していたあの時代はもう戻ってこないんだ”
と本気で落ち込んで珊瑚うつへと突っ込んでゆくのだが、
一度そのように職を失ったあと、
”仕事したい、仕事クレクレ”
言っていたらいつの間にかいろんな仕事をこまごま承るようになり、
子連れ出勤をきっかけにいろんな人と関わりそれに呼応するように、またさらにお仕事をもらえるようになった。
仕事のあと一杯飲むとか、週末の時間を自由に使うとかはまだまだ全然できるようになったわけじゃないけど、仕事があるというだけ満たされるものがある。
少なくとも、”自分おわった”と今は思っていない。
外へ働きに出始めて人とかかわるようになって広がった世界が、5年後や10年後にもつながってゆくのだろうなということを割と強めに予感していたりする。
なぜなら仕事のきっかけをくれたのは、10代や20代の時に関わっていた人たちだったから。
まじめに生きててよかったーーー、と思うわけです。
こちらは出勤の時に通る大好きな緑道。毎朝元気出る。5月ってほんと緑がきれいなんです。