家で仕事をするときの娘(2歳)の居場所
少し前から自宅でも仕事をするようになりました。
これは子連れ出勤の会社とは全く関係はなく、前職からの繋がりで、
パソコンに向かって文章を書くような内容です。
娘はまだ一人で長時間遊ぶことはできないので、最初はテレビでも見せていようかと思っていましたが、
同僚の女性から娘へぬりえのプレゼントをいただいたことがきっかけで、「そうだ、横でぬりえでもさせてみようか」と。
こういう発想になれたことこそ、子連れ出勤の効果なのかも。
まだ長時間は難しいし、私の集中もとぎれとぎれですが、何とかなりそう。
結果を急がない、慣れるまで待つ、そのうちなんとかなる、
こういうのは子連れ出勤から学んだこと。
子連れ出勤見学会で、「在宅と子連れ出勤とどちらがラクか?」と聞かれたことがありますが、う~んどちらでしょう。その時は「在宅だ」と答えた記憶がありますが。
今思うと、在宅は、
誰にも迷惑を掛けず気ままというメリット
行き詰まってもリフレッシュ出来ず負のループへ突入するデメリット
一方、子連れ出勤は、
私自身と娘にとって仕事をしつつも気分転換になっているというメリット
やはり常に子供の存在やそこから派生する事象が常に気がかりだというデメリット
どっちもどっちすな。
だけどどちらもいい事だな、と思います。私にも娘にも。
そして今それを両方できているという贅沢。
産後の私はこんな生活をしているんだよ、と子を生む前の私に教えてあげたい。
産後、待機児童となり仕事復帰のまえに大きな壁を感じたとき、
本当に孤独で、目に見えない檻の中にいるような感覚になったものです。
体や心は一見自由ですが、私が気を抜いたり手を掛けないと死んでしまう赤ちゃんと二人きり。一方で、それは幸せで恵まれているのだ、と思う自分もいて。
ま、暗中模索とはこのことか、と。
それまで自分という役割しかなかった人生に、「母」「妻」「私(≒仕事)」という分担になり、にっちもさっちも四苦八苦。
何が言いたいのかというと、仕事を始めることができて良かったですよーということ。
前職ではないにせよ、仕事に復帰できたわけだし、今孤独感を感じることはほぼなくなりました。これは娘が2歳を過ぎたことも大きいと思うけど。
これを良くなったと言わずして何という!とね。
そうそう9月にシブヤ大学で子連れ出勤の授業をすることになりました。
まだ告知前なんだけど。小さくつぶやいてみる。