子連れ出勤の最大のメリットを、子どもとの時間が増えることだとは思わない、私の場合。
子連れ出勤のメリット・デメリットについて、ネット媒体でたくさん書かれるようになった印象をうけてます、筆者です。
子連れ出勤中の私からすると玉石混交すな…。ただ、取材を元に書かれた内容のものからは学ぶことや感じるものも多くあり、もし読むならどんなに過去のものでも、直接取材からの書き起こし記事がオススメです。
最もハテナなのは、ネットやテレビ引用の、「子連れ出勤とは」や「メリット・デメリットとは」的なもの。
読んでいても、う~ん、何か違う感が^^;
さて、タイトルの件。
子連れ出勤のメリットのひとつに、“子どもと一緒にいる時間”があげられることがありますが、ていうか多い。
私は取材でこの点について聞かれた時には、「そういう面もあると思う、けど私は子どもと離れたいですけどね^^;」とお答えします。
定常的に子連れ出勤をしているのは子供と一緒に居たいからではなく、預け先がないからで、子供がいれば当然効率は落ちるし、安全のことや、周囲へのご迷惑など気になってしまいますからね…
さらに、家にいればトイレだってお風呂だって一人で居られない状況で、むしろ1秒でも離れたい(私は)。母と子の日常はそんなに穏やかで愛に溢れ、いつでも微笑みながら子供を見守る…なんて、そんなこと言われるとむしろ苦しくなります…できてないから。。。
“常に子供といることの安心感”は否定しませんが、そういう気持ちは親の(↑上に書いたような)日常の上に成り立っていることをすっ飛ばさないでほしい(切実)
ちょっと脱線しましたが、メリットの中に“子供と一緒にいる時間”がある分には違和感を感じないのですが、これを最大のメリットと表現されることに、最も違和感を感じてしまいました(美化されませんように)。
誰にとっての、最大のメリットなのか
子連れ出勤は、会社、従業員、子、母、の立場でメリット・デメリットは全く異なると思っています(部分的にシンクロするものもあると思うけど)。
なので、子連れ出勤のメリット・デメリットが書かれている際は、どの立場でのものなのか、とても気になります。
“子連れ出勤とは”という記事が出てきたということは、それだけ注目されている取り組みなんだと感じるので蛇足過ぎる投稿だと思いつつ。
おしまい。